「念(おも)い」経営理念

1921年、祖父乙村吾乙が創業した履物店は「製造卸小売業」として石川県№1になりました。大東亜戦争を経て、ライフスタイルの和装から洋装への変化に対応し、2代目榮一は選択と集中で「靴小売業」へと変化させました。3代目である私、要介は鞄を中心とする「服飾雑貨小売業」へと業態を変化させ、販売チャネルも店頭、ネットへと広げて行きました。

そして、スタッフの数が増えるにつれて、私が現場にいては、店長、スタッフが伸びないことに気づかされ、商売人ではなく、経営者として学んでいこうと決意して現場を離れ、経営者としての道を歩み始めました。幾度もなく逆境や困難に会い、地獄の底を見てきました。毎日毎日暗中模索の日々が続きました。お酒を飲んでもすぐに目が覚め、考え、また夢でも考えていました。

そんな中、私に明るい光を与え、死の淵から頑張ろうと支えてくれたのが、先代榮一であり、最愛の妻、多くのスタッフ、家族、友人、知人、お取引先様、お客様、サポートしてくれる皆様方でした。本当にありがとうございます。

経営者として学ぶ中で一番大切なことは「経営理念、経営ビジョン、経営哲学」からなる理念体系の確立。二番目が、みんなの意見、考え方を尊重し、肯定的に、建設的に発展できる「社風づくり=学習する組織づくり」。三番目が、理念体系を基に、良い社風から生み出される戦略、戦術が出てくること。

この三つが揃うと成功する組織になりますが、株式会社エースはまだまだ発展途上にあります。理念体系の浸透、社風、戦略、戦術もまだまだですが、今後とも日々精進して、私の足らざる所を補ってもらいながら、周りの皆様に助けて頂きながら、進んでまいります。

そして、スタッフひとり一人の特性、長所に光を当てて、遣り甲斐、働きがい、生き甲斐の感じられる、社会から存在価値のある株式会社エースに邁進して参ります。

末永いお付き合いの程をよろしくお願いいたします。

代表取締役  乙村要介

夢の実現

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